2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2025.12.31,Wed
ひきつづき駆け足で記録する。
旧あいちトリエンナーレ。毎回ディレクターが変わるが今回はフール・アル・カシミ。
シャルジャ美術財団理事長兼ディレクター、国際ビエンナーレ協会(IBA)会長。
期待通り、中東やアフリカ、中南米、アジア圏のアーティストが多く紹介され多様なラインナップ。政治や現代我々が直面している問題がテーマになっているケースが多く、見ごたえあり。
ポスターのイラストは五十嵐大輔。
是非チェックしてもらいたい。(もう終わっちゃったけど…)
今回は瀬戸の街中が紹介されており、瀬戸の株式会社加仙鉱山の中にも作品があった。
大正時代から続く鉱山は大変面白く、社員さんのお話も聞けてよかった。
しかし土はあと十年で枯渇するのだそうだ。
印象に残った作品としては
ケニアのワンゲシ・ムトゥ。
美しいものがたりのイメージを見事に現代の問題に昇華しているというか。
映像も立体作品もとにかくレベルが高い。
https://aichitriennale.jp/artist/wangechi-mutu.html
久保寛子
愛知芸術文化センターに展示されたブルーシートの作品は大きさも内容も圧倒的。
テラコッタの小さな作品もセンスが光る。
https://aichitriennale.jp/artist/kubo-hiroko.html
永沢碧衣、是恒さくら
ああ、そうだよね。分かるよ~
2019年の「情の時代」以降、2022年は委縮したのではないかと
思われる内容だったが、ちゃんと攻めているじゃん。
すごくおすすめ。(もう終わっちゃったけど…)
国際芸術祭あいち2025 灰と薔薇のあいまに
2025年9月13日(土)から11月30日(日)
https://aichitriennale.jp/index.html
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Posted by tanakaakiko - 2025.12.29,Mon
もはや最近ではないが忘れないうちに記録する。
フィリップ・パレーノがアーティスティック・ディレクターとのことで
しかも無料。お得感が満載の国際現代美術展だ。
岡山の市内で一日で歩いて回れる範囲で展開される。
全体の印象としてはテクノロジーアートが多い点。
テクノロジーが作品に追い付かず、いくつか動いていない作品もあったがまあご愛敬。
印象に残った作品としては
島袋道浩が岡山理科大学とコラボして発表した「魔法の水」。
なんと廃校のプールにウミガメと鯉を同居させるという作品。
夢はあるが本当に作品なのか。
ウミガメは展示のあとどうなるのかと思って聞いたら
香川県のやはり廃校を利用したむろと水族館から来たそうで香川に帰るとのこと。
https://www.ous.ac.jp/topics/detail.php?id=5832&cat=6
https://www.city.muroto.kochi.jp/pages/page0343.php
岡山市内の歴史的な建物も利用されており、歩いていて楽しい。
また、ラビットホールやラビットホール別館 福岡醤油蔵(ライアン・ガンダー展)では
かなりレベルの高い現代美術がかっこよく展示されていることを知り感心する。
https://www.okayama-kanko.jp/spot/detail_101304.html
https://www.okayama-kanko.jp/spot/detail_101305.html
岡山芸術交流 2025
https://www.okayamaartsummit.jp/2025/
The Parks of Aomame 青豆の公園
2025年9月26日(金)~11月24日(月・振休)
Posted by tanakaakiko - 2025.10.30,Thu
ナイロビでは国立博物館へ。
ゴミゴミしたナイロビの中心地でもサンクチュアリのような佇まい。
自然史、先史時代からの東アフリカの歴史、植民地支配の歴史、独立後の歩みなど。
アフリカの現代アート(絵画)の部屋もあるが?という印象…
(一月後に名古屋でケニアのすごくかっこいい現代アート作品を見たのだがどういうことだ)
自然、勿論ゾウなどの展示もあるが中でも東アフリカの鳥のコレクションは圧倒的。
900種類以上の剥製が展示されている。
鳥好きにはいくら時間があっても足りないのではないだろうか。
最後の1室は自然環境の保全と未来の展望を語るものだが
昨今の温暖化による干ばつの野生動物の被害やキタシロサイの最後のオスが2018年に死んだことについて触れている。
キタシロサイはこのオスの死により絶滅が確定したが
ケニアにおいて最後の繁殖が試みられていたのだった。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/stories/23/122600054/
https://www.wwf.or.jp/staffblog/news/59.html
辛い展示であったが、この部屋を最後の一室にしたという博物館の判断は素晴らしいと思った。
https://museums.or.ke/nairobi-national-museum/
https://audiala.com/ja/kenia/nairobi/keniaguolibowuguan
Posted by tanakaakiko - 2025.10.26,Sun
ナイロビにあるシェルドリック動物孤児院である。
母体となるのはSheldrick Wildlife Trustという野生動物保護団体。
去年、ゾウについて調べていたらいつの間にかフォローしていた。
親を亡くしたゾウの保護や、干ばつの地域に野生動物のために水を補給したり
傷を負った野生動物をレスキューしている。
ぬかるみで溺れたゾウのレスキューなど見ると本当に大変。
一年位見ていると野生動物の保護活動って本当に本当に本当に大変!!!
シェルドリック動物孤児院は
「孤児となった仔ゾウや仔サイを救出し野生復帰までの支援をしているナイロビの施設。
1日1回観光客向けの公開プログラムがあり、孤児たちの可愛らしい姿を見ながら動物保護について学べる。」
とある。
旅程に入れたい入れたいと囀っていたら
民族舞踊の施設の工事が長引いて見られなくなったため、行けることとなった。
動物孤児院はナイロビ国立公園の中にある。
中心地から車で30分ほど。
アンボセリ国立公園とは違い、国立公園のすぐ近くには都会ほどではないものの運動施設や大学などがある。相原さんによればたまにライオンが外に出てしまうことなどあるらしい。
人間と野生生物の生活圏が近いのは良くない。
保護された孤児達も干ばつや密猟に拠るものも多いが人間との軋轢で親が殺されたケースも多い。
日本のクマもしかり。
さて、国立公園内で孤児院に移動中、早速ホロホロ鳥のカップルに遭遇。でも角度が悪く撮影できず。
孤児院は完全予約制で一日1時間のみの公開。
孤児院は完全予約制で一日1時間のみの公開。
観光客は殆ど白人の外国人。アジア人もたまにいるが、地元の人は皆無だった。
30分前位に着いたが良い場所を確保するため既に多くの人が集まっている。
時間になり、柵のある運動場の周りに通された。
しばらくすると小象達が林の奥から走ってやってきた。
な、なんと愛らしい…
スタッフが孤児達にミルクをやりながら観光客の前を歩き、
それぞれの孤児の紹介(どのような経緯で保護されたか)がされる。
この日紹介されたのは0歳から4歳くらいまでの孤児たち。
ミルクをもらったあとは寝転んだり砂浴びをしたり
枝を取り合って食べたりリラックスした時間を過ごす。
0歳のキペキー※が座ったまま暫く立てなくなったときは、三頭の孤児達が心配して集まり
助け起こそうとするシーンなどもあり、社会性の高いゾウのホスピタリティーを間近で見る。
ゾウの耳の穴やおならの連発を見られたり大変有意義な時間を過ごす。
いつまでも見ていたかった…
※キペキーは6月に保護されたばかりの0歳のゾウで24時間看護をして回復している途中
https://www.sheldrickwildlifetrust.org/
Posted by tanakaakiko - 2025.10.26,Sun
ケニアに行ってきました。
これだけ気候変動問題が大きくなっているのにアフリカまで飛行機で行くのは気が引けた。
しかもアフリカゾウは最も干ばつの影響を受ける野生動物の一種。
でもその様子を確認したいという気持ちになっていた。
ゾウやサイのレスキューの現場の一つナイロビのTHE DAVID SHELDRICK WILDLIFE TRUSTを訪問したいという思いもあった。
結果は思いのほか楽しい体験となった。
理由の一つは学校遠足に相乗りしてケニアの小学生たちと一緒に行けたこと。
ナマンガというタンザニア国境の町で地元の子どもたちのために学校を開いている相原さんのご自宅に宿泊しスクールバスでアンボセリ国立公園へ。
子どもたちにとっても初めての国立公園とのこと。
希望制なのですべての家庭の子が行ける訳ではない。
地元の子達ですら行けないとは…。自国の自然環境についてはもっと知る機会があっても良いのでは…。とも思うがナマンガは下水やごみ処理場などいろいろ整備されていない町。
相原さんの学校も貧困層の子ども達が通う。
とにかく私も張り切っているが子ども達はもっと張り切っている。しかも目もいい。
国立公園に至る前からキリンが林の木を食べているのをいち早く見つけ、バスの中はジラフジラフの大合唱。
すでに笑いが止まらない。一時間ほど走って国立公園ゲートに至る。
ジープが停めてあったのでてっきり乗り換えるのかと思ったが違った。
子ども達は野外でトイレ休憩。大人は流石にトイレでトイレ休憩ののち、再びスクールバスに乗るのであった。
早朝に公園に到着したとき、霧が出ていず、キリマンジャロが見えた。
滞在時に全貌がはっきり見えたのはその一度きり。しっかり写真に撮っておくべきだった…
ちゃんと見られなかったのではっきりとは言えないが私には氷河を頂いた山には見えなかった。
2007年には既に85%が消失したと言われるキリマンジャロの氷河だがアンボセリ国立公園やふもとの住民に深刻な影響が懸念される。
https://www.arsvi.com/i/2ken201001.htm#0212
この地域は放牧で生計を立てている人も多く、放牧による森林の消失、
また人口急増のため建設ラッシュによってい木が伐採され森林がなくなっているという。
アンボセリ国立公園も1970年に開園以来1/10に面積を縮小しており現在は392km²。
さて、バスだが、悪路とは聞いていたが、これは本当に道なのか?というような場所が多々あり。毎年遠足で来ている相原さんによれば毎年道が変わるんだそう。
ベテラン運転手のジュリアスさんの判断で行ける時は進み、ダメだとなれば別なルートを探すのだが「ここでバスが壊れたらどうなるのかな」と思いながら通過する場所はいくつかあった。
公園に入った初めの頃は乾燥地帯が続いていたが、その中でもシマウマ、ヌー、ダチョウ、ゾウ、バッファローなどが現れ始める。
アンボセリは雨期には湖が出現するらしいがそれ以外にも湿地があり、湿地を通過するとカバがいる。子ども達がヒッポヒッポというので、えっと思って見るがヒッポは基本水に潜っているので鼻しか見えない。一度だけ陸に上がった親子を発見。ラッキーであった。
フラミンゴ、ペリカンの群れもとても美しい。
湿地地帯には様々な動物たちがのんびりと食事をしており、太ったゾウの親子も行き交い、楽園と見紛う光景であった。
そんなのを見ながら高台の東屋でランチタイム。
暑い地域なので私たちのお弁当は揚げパンと揚げポテト。相原さんの奥様が作ってくれたもの。
子ども達のも揚げ物やチャパティ、買ったカップケーキを袋ごと持ってきている子もいた。
東屋は混んでいた。
学校の遠足らしき他の学校の子ども達、また外国人観光客。
観光客は全員白人であった。フランス人とイギリス人(?)
2つしかないテーブルを占拠し、地元のガイドにサーブさせて食器で優雅に食事をするグループがあり地元の子ども達は手摺に鈴なりに座って膝に乗せた弁当を食べているというのになあと思う。植民地支配の痕跡を感じる。
勿論そうでない観光客も多いけどね。
昼食の後はのんびり移動。
公園内にはセスナの発着地があり、セスナで国立公園を渡り歩く観光客を運ぶ。
子供たちにセスナを見せるためにバスは止まり、子どもたちは飛行機を見に走っていく。
パイロットはケニヤ人の女性。
相原さんがパイロットに話しかけ子ども達に一言を頼むと
「がんばって勉強すれば君たちもパイロットになれるからね!」とコメントをもらう。
国立公園内の宿泊施設の近くに立ち寄りヒヒやアフリカンモンキーを見る。
湿地で0歳の象を連れた太った母象のグループがのんびり草を食んでいた。
しかし草食動物は多くみられるが肉食動物はなかなかいない。
ハイエナを一匹見ただけだ。
相原さんが「シンバを探せ!」と言ってしばらく皆集中して目を凝らしていたが流石にライオンは見つからなかった。
そんなこんなで帰路に付き、道沿いのおうちの子ども達を降ろしながら無事帰着したのだが、
夜になって相原さんが
「ナンバープレートのついたバンパーがバスからなくなっている」と言い出す。
「無事に終わったと思ったのにいつも必ず何かあるんだ」とのこと。
「バイクで人を出して見に行ってもらったけど出てこない。もう売り飛ばされたかも」
「警察に報告してまた賄賂を渡さなければならない」
うーん。言葉もない。
でもあの道をバスで走るとバンパーくらい外れるかもしれないと思う。
その日はがっかりした雰囲気の夕食を取ったが
2日後、公園付近で無事バンパーは発見され、
再びバスに取り付けられたのであった。
めでたしめでたし
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