当然ながらその実態はさよならコンサート。
それに見合った選曲と演出が披露されたわけだが
かなしい…と感じると同時に今回のような場面で聞くことによって
これだけ長く聞き続けた曲に新鮮な発見があったことも事実で、
素直に、行って良かったと感じられるライブであった。
ムーンライダーズの場合、CDで聞くのが一番と思っていたが
ライブっていいね!
ネットに翻弄される日々。
昨日はART-iTの記事を見ていたら朝からついうっかり
パゾリーニの映画「テレオマ」を見てしまう(逃避行動?)。
ネットに掲載されていたのはイタリア語版なのだが、
なんと全て見ることが出来る。
記事にあらすじが書いてあるためイタリア語で見てもちっとも困らない。
http://www.art-it.asia/u/ab_suzukit/3FiaW4vKgVIHQDkejdcr
静かな池に石を落とすように、ある青年をきっかけにして
始めにいた登場人物たちが厳格なブルジョア世界から
外へ向かって飛び出していってしまうようなお話。
記事にあるような変態映画とは思わなかったが
女中が聖人になって奇跡を起こしてしまう脈絡については、
キリスト教国家の人なら分かる感覚なのか。
(映画の肝なのに)ふにおちないのだった。
パゾリーニの遺作がサド原作の「ソドムの市」であることを思えば
宗教的道徳に対する批判と思えばいいのか?
そして今日は高校生の時からファンだったバンドのムーンライダーズが無期限の
活動休止に入るというニュースを見て慌ててチケットを買いに走る。
表参道画廊で氏が企画された作家たちのグループ展となるが
福田尚代氏や高柳恵里氏の作品もあり、全体的に
小さいながらもレベルの高い、見ごたえのある内容であった。
自分が普段見に行っている作家が意外に多く参加しており、
氏の影響力が偲ばれる。
鷹見明彦追悼展
2011.10.31-11.12
表参道画廊
http://www.omotesando-garo.com/link.11/takami.html
レビューを書くのが遅くなったがこないだまでギャラリー小柳でやってたのである。
私が行ったのは最終週だったためか、5時を過ぎると勤め人達で混んでおり、
人気の展示であった。
ビル・ヴィオラといえば2006年、森美術館の大規模な展覧会が記憶に新しいが、
2007年にNYのガゴシアンで見た展示もほぼ同じ内容だったため、
けっこう好きだがワンパターンな人だという印象を持っていた。
ところが4年も経つといくらかの変化が見られた。
ペドロ・コスタ的なじわじわレトロな画面に一見静止画のような動き。
ちょっと目を離すと画面が変化している。
つまり今までと違って古典絵画的な映像作品を作り始めたってことなんだけど、
これって割と誰もが思いつきそうなんだけど、意外に良く出来ていて、
マチエール好きな私は単純に喜んだのだった。
そんなに単純に喜んでいいのか?
ビル・ヴィオラ『Transformations』
2011年9月6日(火)-10月20日(木)
ギャラリー小柳
さて、パセリをやった翌日のこと。
市販品は農薬が使われているため幼虫はしむことがあるというブログを見つけ、
あっという間に引き上げる。どうりで人気がないわけなのだった。
そうはいっても市販品に無農薬のにんじんの葉っぱはない。
仕方がないので、ある夜、明らかに大きくなりすぎて人間には食べられない
にんじんの葉っぱを人の菜園から少しもらう。(うう、こんなことまで…)
幼虫たちは全員似た様になって区別はつかない。日々もりもり食べているか寝ているかである。
4日後、ようやく路面販売していた無農薬にんじんを入手。
蛹になるとき利用できるような木の枝も追加し、しばらく安心、と思った翌日に一頭足りないことに気づく。
指くらいの大きさになったら蛹になる場所を探しに行くとのことだったし
ここ2、3日、木の枝に登り、じっとして、時々びくっとしてみたり、挙動不振だったため
そろそろだねーと思っていたが、それにしてもどこを探してもいない。
餌場の下にはげりべんが一つ。旅に出た一頭のものと思われる。
更に2日後の非番の日、2頭目の失踪に気付く。
これは目を離した1時間くらいの間にいなくなったのである。
やはりげりべんを残して。
探し回った結果、ベランダを逃走中の姿を発見する。とても足が早い。
さらに、ベランダに暮らす地蜘蛛も芋虫を狙い始めたため、目が離せない。
地蜘蛛を追っ払ったり、お勧めの場所に誘ったりしていたが一向に場所が決まらず。
私にしてもいつまでもベランダにはいられないため、
とりあえずの脅威である原住民地蜘蛛をベランダの外へ掃き出す(かわいそう)。
その後、来客対応のため、観察を中断。2時間後に再びベランダに出て捜す。
今度シマシマは窓のサッシの下に移動していた。この日はこの場所から動かず。
更に丸一日、縮こまった姿勢で留まった後、深夜(0時から7時までの間目を離した。惜しい。)に蛹を作ったのだった。
作りたての蛹は薄緑色だったが一日経つと茶色になってしまった。
蛹の下には最後の脱皮の皮が落ちていた。
顔部分はそのままだが、体部分は脱ぎ散らかした服のようにくしゃっとなっていてかわいい(と思うのは私だけか?)。
その後7頭いたシマシマたちは次々と脱走していき、そして誰もいなくなった。
最後の一頭だけは、やはりベランダに蛹を作ってくれた。
Powered by "Samurai Factory"
