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2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2024.12.06,Fri
6年ぶりの来日とのことだが、初めて見る。
ニットや綱を使った幻想的な空間でパフォーマーが綱渡りや一輪車など繰り広げる。
ニットの使い方がアイデア満載で多岐に渡っており見ていて楽しい。
5人のパフォーマーはそれぞれ個性的だが名前などの情報がないのはちょっと残念。
音楽(サムエル・“ループトゥーク”・アンデション)はライブで展開し、
パフォーマーたちも歌ったりしてとても楽しく会場も盛り上がる。
子どもが無料ということで会場は満席だったが子どもが多い割には皆集中しており誰もが楽しめる舞台であった。
2024年11月20日(水)~ 2024年11月22日(金)
世田谷パブリックシアター
https://setagaya-pt.jp/stage/14792/
https://bijutsutecho.com/magazine/news/promotion/29514
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Posted by tanakaakiko - 2024.11.17,Sun
平日の昼間、しかも事前予約制という、なかなか行く機会を作るのが難しい空蓮房だが、
仕事で半休が取れたので予約を取る。
しかしミーティングで職場を出るのが遅れ、30分遅れで入る。
残り30分が私の時間だ。
一人ずつ入るシステムなので、集中して見ることができる。
今回はインディペンデントキュレーター小原真史による万博とは何ぞやという展覧会。
小さな小部屋が二つ連なったギャラリースペースだが、
多様で膨大な情報量を上手くまとめている。
日本はパリ万博でジャポニズムが広がり、海外での売り込みに成功した部分もあるが
即身仏がミイラとして展示された証拠写真?のポストカードもあり、
それをお寺で見るジレンマというか、
そうか、私が博物館で見てきたミイラも元をただせば多文化侵害、人権侵害もいいとこだったと思うよね。
帝国主義がどれだけ万博という場を使っていかに横暴を尽くしたのか、
日本の例も挙げられており来年の万博に向け
「万博ってなんだっけ」と思っていたがかなり整理され良かったです。
https://pg-web.net/shop/photo-theory/teikokunosaiten/
関連企画
https://kmtc.jp/special/2021/01/25/4474/
https://kyoto-ex.jp/shows/2021s-masashi-kohara/
2024年11月13日(水)〜 12月6日(金)
水・木・金午前10時〜午後3時開廊
観照空蓮房
https://kurenboh.com/show/
Posted by tanakaakiko - 2024.11.13,Wed
「ドキュメンタリーと夢の交錯
極限の身体が挑む驚異のパフォーマンス」
とキャッチコピーがあるが、まさにその通り。
映像によるハイライナーとクライマー、ダンサーのモノローグと舞台上のパフォーマンスがシンクロし展開していく。
とてもアクロバティックなパフォーマンスにはらはらして目が離せない。
超高所での綱渡り(ハイライナー)の動機が私にはまったく理解できなかったがこの舞台で
パフォーマンスを見ながらモノローグを聞くうち分かったような気分になる。
シャイヨー国立劇場ディレクターに就任したラシッド・ウランダンが2021年に発表。
アフタートークによるとコロナ禍で生まれた作品とのこと。
就任した途端にロックダウンになったのだろうな。
しかし2日間の公演だったがアフタートーク後はもう帰国するとのこと。
今は大忙しだ。
初演:2021年6月23日 モンペリエ・ダンス・フェスティバル(フランス)
2024年 10月27日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/100849/
Posted by tanakaakiko - 2024.10.30,Wed
今回初めて訪れた北アルプス国際芸術祭。
点数が少な目ではあるが内容は良かったと思う。
ただ、地元での知名度は低い。
越後妻有や珠洲とは大違い。
アルプスを始め、観光資源には困らない地域だからか。
商店街に街中図書館という素敵な場所も点在し、文化度も高いが
検索をかけると反対運動もあるらしく、地元の理解がないとキツイなという印象。
(ダイダラボッチ反対運動というフェイクドキュメンタリー作品もあったが)
熱の連帯(足湯)
村上慧(日本)
葉の発酵熱を使った足湯。生命の力強さを直に感じることが出来る
アキノリウム in OMACHI
松本秋則(日本)
酒の博物館を使ったサウンドインスタレーション。酒の博物館そのものがとても素敵な場所で
そこの場所を損なわないように作品が作られたと想像する
えねるぎの庭
小内光(日本)
とにかく場所が良い。美しい森の小路を歩かせるためにある作品だと言っても過言ではない。熊鈴は必携
空の根っこ -Le Radici Del Cielo-
宮山香里(日本/イタリア)
この作品も場所(神社)が良い。光の美しい時間に訪れたのも良かったが神社へさらに静謐な印象を与えるのに成功している
源汲・林間テラス
川俣正(日本/フランス)
実は川俣正の作品って今までピンと来なかったのだが、この作品の林とのかかわりは気持ちよかった。木の間を歩けるし
2024.9.13-11.4
北アルプス国際芸術祭2024
https://shinano-omachi.jp/
Posted by tanakaakiko - 2024.06.02,Sun
第8回横浜トリエンナーレ。
今回のテーマは「野草:いま、ここで生きてる」
ディレクターはリウ・ディン(劉鼎)、キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)。

日曜美術館のレポートを見て、ダイバーシティなイメージを抱いて来訪したが、そんなふわふわしたものではなく開催概要にあるように
「気候変動や戦争、不寛容や経済格差。私たちの暮らしを支えていた価値が、いま大きく揺らいでいます。」
という今まさに起こっている問題を目前に展開していく作品が多く、鑑賞者(私)の心も大きく揺らぐのだった。
コンセプトは2019年のあいちトリエンナーレに近いものもあるが今回のほうがずっと厳しい内容だ。外国人のディレクターを配置した甲斐だろうか。


私的には冒頭にあった志賀理江子の猟師のインタビュー作品が一番きつかった。
なぜ食べる目的もないのに生き物を無差別に大量殺りくしていかなければならないのか…
近年特に熊被害の報道も多いこともあり、しかし猟師の実態は報道されていないし
東北なんて比較的近い距離ということもあり、知らなかったと言う事の辛さ。
Bゼミの発足に関する展示も興味深かった。


横浜美術館内の展示内容は様々な場所や時代の環境問題や市民運動をテーマにしたものが多く
社会的なテーマが圧倒的に多い印象。
しかも、私が普段から触れなれていないテーマが多く情報量が多い。
(でも今回の内容を見た結果、私としては中国のディレクターに台湾やチベット問題も入れてほしいという期待は持った)
会場の構造が、最初と最後に同じテーマを配置することによって
回ってきた作品群を振り返るという斬新な設計になっているのはそのせいか。
とにかく絶対に復習が必要な内容。

ディレクターの以下のコメントと照らして魯迅の「野草」も読まないとだな。


「この野⼼的かつ勇気ある取り組みは、わたしたちにとって希望の光となりました。
なぜなら、その光は、パンデミック、気候変動、ナショナリズムや権威主義への傾倒、
ロシアによるウクライナ侵略、陰謀論の流布などがもたらした荒廃、絶望、
そして、深い危機感を背景に放たれていたからです。そこで、わたしたちは個々⼈の⼈間性、
それぞれの勇気、再⽣⼒、信念、そして連帯をあらわすテーマを考えるに⾄りました。」


横浜トリエンナーレ2024
2024年3月15日(金)– 6月9日(日)
https://www.yokohamatriennale.jp/
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