2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2022.09.04,Sun
2019年に「表現の不自由展」で物議をかもした
「あいちアートトリエンナーレ」テーマは「情の時代」。
まさに政府の琴線に触れたとも言える。
まだ見られていないのが非常に残念。
「不自由展」以外の展示は良い内容だったと思う。
3年後の今年、名称も「あいち2022」と新たに再び開催。
テーマも「STILL ALIVE」。
ディレクターの座にも片岡真実を据え、同じ轍は踏まないぞという
主催者の強い意志が感じられる。
アーティストも大物揃い。
だがメイン会場では特に、物故の大物を揃えていたので
何故今、河原温や荒川修作にこれだけのスペースを割く必要があるのか?
という印象もぬぐえない。ライヒやケージもそうだけど。
(でも私はライヒのコンサートを見たくて初日に行ってしまった)
全体では作品は展示の質も良く見応えのある展覧会になっていたと思う。
別会場も、特に街全体が元々アートの様相の常滑市は新鮮だった。
迷路のような窯業の街そのものを楽しみ、何度か道を尋ね乍らそぞろ歩く。
土管の窯を展示しているINAXミュージアムも行ってよかった。
土管って窯で焼いていたんだね。
印象に残った作品
・ローリー・アンダーソン & 黄心健(ホアン・シンチェン)『トゥー・ザ・ムーン』
久しぶりに見たローリー・アンダーソン。前に見たのは2005年のICC。
やはり魅せる。月のインスタレーションの中にいつまでも居たい。
台湾のアーティストとのコラボで東洋的なファンタジーも感じる。
・岸本 清子
荒川修作世代だそうだが、初めて見る。溢れんばかりのパワーの戦う猫の絵などが圧巻
・カズ・オオシロ
初め、どんなインスタレーションか分からずに見ていたが
キャプションを読み、全てキャンバスと絵画で出来ているいうことに驚く。
・黒田 大スケ
架空の巨匠達のインタビュー。松の木や猫や蛇が喋る。
初め下手なCGかなんかと思って素通りしそうになったが、良く見ると
とてもアナログな手法で撮影されており、窯のある工場跡の中、一人見入る。
楽しんだが政治性の強い作品や作家は慎重に遠ざけられたように感じられた。
前回は自分の喉元に突きつけて来るような作品との出会いがあった。
それらには私たちの日常生活での感じ方、
過ごし方にも鋭く問いかけてくる切迫感があり、時には辛く思うこともあったが
その欠落については残念に思う。
国際芸術祭「あいち2022」
2022年07月30日 ~ 2022年10月10日
https://aichitriennale.jp/index.html
表現の不自由展
https://fujiyuten.com/
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