2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2009.09.29,Tue
庭園美術館で開催された、手芸系アートの日本人作家を集めた展覧会である。
手芸的手法といえばルイーズ・ブルジョアやアネット・メサジェなどキャリアをつんだ大物が
随分前から取り入れていたが、ここ数年で平面作品の手法としてぱーっと普及してきたように思える。
私が気付いたのが日本ではフィリップモリスアートアワード2000の秋山さやかの作品くらいから。
2年前行った米国のレジデンスでもマッチョな男性彫刻家がロビーで編物をしていたり
推定65歳くらいの女性アーティストがアナーキーな刺繍作品を作っているのを
「あー、手芸が流行ってんなー」と見ていた。
ちなみに私は手芸嫌いである。何故なら肩が凝るから。
最終日だけあって展示会場はそこそこ混んでおり、20代女性客が多かった。
待ち合わせたT2は「チケットを買うとき、ドレスコード割引されちゃったよー」と驚いていた。
レースものを身に付けていると割引きが適用されるらしい。
概ね想像を越えない無難な展覧会だったが、
そのなかでただ一人、奥村綱雄だけが異色であった。
庭園美術館のウェブサイトでは制作をしている奥村綱雄の画像しか載っていないが
他の作品が刺繍的手法を全面に押し出しているのに対し、
奥村の作品は実物を前にしても「えっ、これって本当に刺繍?」と目を疑う作品だ。
一見、色面。よーくみると一つ一つは見えるかどうか分からないくらいのつぶつぶした縫い目がある。
禅僧ですか?と聞きたくなるほどストイックな作品である。
チラシや画像では絶対に分からない。
他の作品に比べ、最も小さいサイズの作品。長辺30センチないのではないか。
それでも負けていないのがすごい。
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