世田谷パブリックシアターでもやっていたようなのだが
忙しくて気づかなかった。というわけで金沢に見に行く。
現代美術専門の美術館として国内でも名高い21世紀美術館である。
入場者1千万人を超えたといううわさ。
モニク・フリードマン展も見たかったので丁度良かった。
仕事を終えて飛行機で金沢へ。1時間で着いてしまう。
21世紀美術館は構造がとてもおもしろい。
総ガラス張りで端から端まで見えるのだが行き方が分からず楽しく彷徨う。
特に下から持ち上げて動かすエレベーターはすてき。
障害者用なのに2回も乗ってしまう。
http://www.yokohama-elevator.jp/telescopic/kanazawa.html
モニク・フリードマンは写真で想像していたよりアナログな絵画。
そこはいいのだが、作品サイズのわりにスケールがいまひとつ。
会場の問題か?紙の作品のある部屋はとても広いのだけど。素材に頼りすぎか?
ミュージアムショップでなんとナジ本人を発見。
かっこいいじゃないか!!ひと目で恋に落ちる。
話しかけたいと思ったが舞台前ということもあるし
美術館を彷徨いすぎてお腹もすいていたので諦める。
舞台が良かったら後で話せば良いとも思ったが
舞台ではナジ、途中から墨壺に全身入ってしまい、
声をかけるどころではなくなる。
うとうとしていたのだがびっくりして目が覚める。
舞台自体は初めのほうと墨壺がやはりすごい。
初めのほうはサックスがサックス音ではなく呼気音を出していて
おじさん二人が砂をちまちまいじる、ロール紙に絵を描くなど小さな動きの部分がとてもよかった。
種も仕掛けも技もない面白さのセンスは流石である。
帰りは深夜バス。
9時間くらいかかった上にほぼ満席。
カラス / Les Corbeax
振付・出演:ジョセフ・ナジ
音楽・演奏:アコシュ・セレヴェニ
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=70&d=1317
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