2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2023.11.04,Sat
15年ほど前に直島に行き、家プロジェクトを廻った。
内藤礼の「このことを」も訪れたが完全予約制とのことで
見ることができなかった。
当時、事前予約制でアートを見るという習慣はなく、
折角直島まで来たのに呆然と「きんざ」の前に立ち尽くしたのだった。
内藤礼と言えば1991年の佐賀町エキジビット・スペース「地上にひとつの場所を」でも
見られなかったという記憶があり、絶対見たいという執念に似た思いがあった。
豊島美術館は13年前に建設された、作品と建物が一体となっている美術館だが、出来た当時は混んでいた。
日曜美術館でも紹介され、衝動的に行きたくなったが
予約制のため行ってもどうせ入れないのだった。
さらに瀬戸内国際芸術祭の期間中は混んでいてとても見られないという印象があり
そうこうしているうちに13年も経ってしまった。
今年は瀬戸内国際芸術祭もないしそろそろいいだろうと9月末に行ってきた。
直島の家プロジェクトも無事予約済。
豊島の港で自転車を借り、
原田泰治の絵に出てくるような棚田(美術館の建設に合わせ復興したらしい)
と海を横に見ながら風を切ってとうとう辿り着く。
行ってみて、本当に良かった…
内藤礼の作品は基本的に五感が研ぎすまされるものが多いが
この作品は最たるものかなという印象。
今までの閉ざされた室内の作品では井戸の中を覗くような
暗闇に目を慣らし乍ら自分自身を見つめるような感覚があるが
豊島美術館「母型」では屋外に繋がっており、外部の環境が作品に深い影響を及ぼしている。
建物の構造もその通りだが内と外を同時に感じることが出来る作品。
別な季節や天気の時はどのように感じるのだろうか。
また訪れたい。
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