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2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2020.03.28,Sat
今青山でグループ展をしており、ご案内を告知しましたが、すみません。

東京都の外出自粛要請を受け、日時の変更が生じたのでお知らせします。...
変更点は以下になります。

28日(土)~19時→~17時
29日(日)開廊→休廊
31日(火)休廊→開廊

もし来場の計画してくださっている人がいたらごめんなさい。
私は28日31日3日4日在廊予定です。
よろしくお願いいたします

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Posted by tanakaakiko - 2020.03.26,Thu

またも既に始まっている展覧会ですが…
それぞれメディアの異なる3人展。
ほぼ初顔合わせのセッティングだったが
良い感じに仕上がった。
コロナショックのさなかのスタートとなり、
全員マスクをして臨んだのだが
まさかの、初日に都知事による外出自粛宣言勃発。
どうなることやら。

abstract works

 2020年3月25日(水)~4月4日(土)
12:00-19:00
 31日(火)休
(最終日 -17:00)

ギャラリー・ストークス
東京都港区南青山6-2-10
T・Iビル4F
 tel:03-3797-0856

Posted by tanakaakiko - 2020.01.12,Sun
先月の新聞で内田百閒の「ノラや」についての記事を読んだ。
私は「ノラや」大好き!名著!と思うが、自分では持っていない。
図書館で借りて2回読んだ。

「ノラや」は、家に居着いた野良猫が、ある日を境にいなくなってしまい、
心配し、途方に暮れる百閒の心情を日記にしたためたものだ。

ペットを飼ったことがある人なら思い当たる人もいるのではないか。
私も飼っていたネコ、鳥共に逃走したことがあり、幸い二匹共連れ戻したものの、
逃走中雨なんか降った日には心配で心配で心配で寝られなかったものである。

ところで、その記事では、当時の百閒の自宅が私の職場のすぐ近くだと書いてある。
迷子猫のチラシも近所の文具店に貼りだしてもらったとのこと。
えっ言われてみれば昭和からありそうだが、ただ古いだけの店頭に商品満載のあの店が!?

数日後、くだんの文具店と百閒邸跡を通って帰ってみた。
百閒邸は何の痕跡もなくマンションになっていた。
ちょっとさみしい。
ノラはあれからどうしただろうか。
Posted by tanakaakiko - 2019.11.12,Tue
鳥と一緒に暮らしていると新しく知ることが多い。
医師によれば集団生活を営む鳥は、
仲間意識を持っているわけではないらしい。
しかしパートナーは認識するとのこと。
まるで都会に暮らす人々のよう。

ラッシュアワーで、ものすごい人が様々な方向に行きかう中で、
自分の行きたい方向に進むのは難しい。
逆風にさらされるが如し。
同じ方向に向かう人の後について歩くと「列」が認識され、
とても歩きやすくなる。
これは鳥が隊列を組むのと同じではないか?
Posted by tanakaakiko - 2019.09.22,Sun

こんかいで3回目の訪問となるあいちトリエンナーレである。
企画の一部である「表現の不自由展」が、オープンから3日目で閉鎖となった事態に
戸惑いながらも、とにかく行くだけ行こうと名古屋に向かう。
「表現の不自由展」閉鎖への抗議のため、いくつかの作品が
見られなくなっており、ボリュームは少し減ってしまった印象はあるが、
結論から言えば今までになく輪郭のはっきりした展覧会で良かったと思う。

私は「不自由展」を目にすることができなかったが、仮に見ることができたとしても
この展示だけが特別だという印象は持たなかったのではないかと推測した。
現代美術(というか全てのアート)は作家の時代背景を担うものであり
社会の光や蔭が映り込んでいるものだ。
そのような側面に意識を向けた作品の展示が多かった。


特に印象に残った作家
・モニカ・メイヤー《The Clothesline》
 「女性として差別されていると感じたことはありますか?
 それはどのようなものですか?」
 「あなたや、あなたの身近でセクハラ・性暴力がありましたか?
  それはどのようなものでしたか?」
 「セクハラ・性暴力を無くすために何をしましたか?
 これから、何をしますか?」
 「これまでに受けたセクハラ・性暴力に対して本当はどうしたかったですか?」
 これらの質問に対し、参加者がメモを作成し、骨組みに吊るしていくというもの。
 身に覚えのない女性はいないのではないかな。
 表現の不自由展閉鎖の抗議のため、メモ、過去の参加者のメモは撤去されており、
 破られたメモ用紙が散乱していた。
 ここで破られたのは名もない女性達の声であり、心が痛む。
  問題となった展示に含まれた慰安婦像もその一つであることは疑う余地もない。
 書きたい人達の口も封じられる。
 骨組みだけの展示がここまで強い印象を持つとは思わなかった。

毒山凡太朗《君之代》
 台湾の高齢者への日本についてのインタビュービデオ。
 「知っているよ。軍歌だろ?」と浪々と君が代を歌い、当時の思い出を
 達者な日本語で喋る高齢者に驚く。
 そんなに日本語を染みつかせてしまい、しかもそのことを知らない自分たちと
 自分の国を恥ずかしく思う。

タリン・サイモン
《隠されているものと見慣れぬものによるアメリカの目録》
《公文書業務と資本の意思》
 クールなこれぞドキュメンタリーという鋭い内容の写真。
 パレスチナ問題などの重要会議で装飾に使われた花々の写真など
 撮影された写真の美しさとその正体の恐ろしさの差異が大きい。
 もっと身近で恐ろしい写真もある。

高嶺格
《反歌:見上げたる 空を悲しもその色に 染まり果てにき 我ならぬまで》
 プールの底を立ち上げて巨大な壁とするもの。
 それまで床だったものが壁となり立ちはだかること自体が
 価値の転換が目の前で展開されるすごいインパクト。

袁廣鳴《日常演習》
 初めはドローンで撮った街中を加工したかと思ったが違った。
 怖かった。これもすごいインパクト。

おすすめです。

あいちトリエンナーレ「情の時代」
会期:2019年8月1日[木]–10月14日[月・祝]
https://aichitriennale.jp/index.html

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