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2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2010.12.24,Fri
九州の島に行って来た。
そこはかつては炭鉱だったが現在廃墟となっている島である。
海にぽつんと浮かぶ小さな岩の島だったのが炭鉱が発見されたため埋め立てられ、
炭鉱に携わる人だけのために住居や学校が開発された。
そして、閉山のため全ての人が引き上げ、建物が犇めく島ごと廃墟化した。
小さな島ながら当時は活気に溢れ、人々は豊かに暮らしていたらしい。
緑が全くないため、わざわざ草木を船で運んで屋上に植えていたとのこと。
今は日々崩壊していく廃墟のため足を踏み入れることはできない。
面白いことに捨て去られてから36年経った今では島には植物が繁茂し
花の香りがしていた。
鳥が種を運んできたのだ。
島には大量の鳶が飛んでいた。
人がいなくなってたった36年でこんな風になるんだな。
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Posted by tanakaakiko - 2010.10.28,Thu

使っていたPCがある瞬間から起動しなくなった。
3週間ほど前のことである。
悪いが私はPCが日常にないと心が落ち着かない。やや依存症の気があるのだ。
緊急の用事こそなかったものの、休暇に入った日に早速修復の時間を作る。
PCは某グローバル企業が販売する一般向けの機種で、半年前に購入したものだ。保障期間中である。
しかしマニュアルにはカスタマーサービスセンターの電話番号は掲載されていず
これこれのURLを参照せよとしか書いていない。
不親切なこと極まりない。
(ちなみに他メーカーの製造する周辺機器の電話番号は掲載されている)
仕方がないので近所の親族の家にのこのこ出かけ、PCを使わせてもらって電話番号をゲットする。

音声案内に従って顧客コードのようなものを入れ、問題内容を選択し、
漫画を読みながら10分ほど待っているとコールセンターに繋がる。
症状を話すとマシンに繋がるコードや電源の抜き差しを指示される。
何パターンかやっているうちに
グラフィックボードにモニターコードを挿さなければ通常起動することが分かった。
ここへのアクセス時に問題が起こっている模様である。
グラフィックボードさえ使わなければ通常の使用はできる。
ある意味ほっとしていたところ、感じのよいコールセンターの女性に
「恐れ入りますが追加の調査をお願いしてもよろしいでしょうか?」と言われる。
気をよくしていた私が「ぜんぜん大丈夫ですよー」と答えたところ
ドライバーを持ってくるように指示される。
ドライバー…?
そう、本体のカバーを外すのだ。
ハードウェアをいじることは最近していない。しかもこのマシンは初めて。
電話の女にネジの位置などを教えてもらいつつ外していく。
しかしここで私が失敗したらPCはどうなってしまうのか、バックアップ取ってないのに、
と思うとだんだん汗が出てくる。
それにしても、先方はどのようにして私を遠隔操作できるのか。
とりあえず先方の画面には私の購入した機種の3D画像かなんかが表示されているに違いない。
しかし相手は素人で指示の仕方も難しい。
特に解体時はどの角度から物を見ているのかによっても物の位置は違って見えるのに、
私が分からなくなると言い方を変えて指示をしてくれる。
(ちなみに私は昔、フロッピーという概念を知らない顧客にフロッピーの入り口を
指示しようとして地獄を味わったことがある。しかし私もグラフィックボードがどんな形状だか分からないで
聞いていたので当時の顧客と同じ立場だ)
後から考えるとそんなに難しいことはしていないのだが
マザーボードからグラフィックボードを抜き、電源を入れマシンの起動を確認してから、
再びグラフィックボードを挿し、グラフィックボードにモニターのコードを挿し、再び起動するか確認した。
なんとPCは無事に起動した。
女性は「グラフィックボードへの差込がゆるくなっていたようですね。ありがとうございます。
それでは元の状態に戻していただけますか?」と言われる。
全快ですよ。よかったです。
自分がここまですることになるとは思わなかったですが、グローバルカスタマーサービスの底力を垣間見たような気もするぞ。
電話を切ってから2時間ほど達成感を味わう。

Posted by tanakaakiko - 2010.08.12,Thu
温泉から帰ってきたとたんに夏風邪を引いてしまった。
以前から行きたかった秋田の某秘湯と岩手に出かける。なんと車で東京から9時間もかかるのである。
ちょっとかかりすぎだなあと思っていたが、当日は豪雨により線路が冠水し新幹線が止まってしまったため結果的には車を選んでよかった。泊まった宿には混浴露天風呂があった。宿からちょっと歩いたブナ林のなかに流れる川の脇にあるのだ。いいでしょう。
しかしどこでもそうだが混浴露天風呂の実態はおじさん風呂である。
このため、宿では女性専用タイムを1時間設けていた。
ところが夕食を食べ内風呂に入り終わって女性タイムを待っていた私にぷるるると内線が掛かり、
「豪雨により露天風呂に向かう途中の橋が破損したため露天風呂は使用できなくなりました」と言われる。
「明日もだめですか?」と聞くと「すぐには直せないので…」と致し方ない感じの返事で、ここは施設管理者の立場に立ち、諦める。
30分後、露天風呂へと続くドアをチェックしたところ鍵が閉まっていおり、ドアには電話と同じ内容の張り紙がある。しかし施錠されたと知ったとたん、諦められなくなるのは人の業というものであろうか。
(ここから先は自己責任なので真似しないでください)
とにかく行くだけ行って見てみようと決心する。
懐中電灯を持って正面玄関から出、建物の裏へ回る。そして土を固めた歩道をがさがさ歩き、川まで行く。
電気が何もない林を突っきるので結構怖い。
橋は破損なく架かっていた。
しかし、その下の小さな川は豪雨により濁流となっており、はまったら簡単に死んじゃいそうである。
この安全管理のために禁止措置が取られたのではないか。
露天風呂自体は無事に見えたためちゃちゃっと服を脱ぎ、いえーいと入る。
風呂も結構広いが真っ暗なので、他に何か(熊とか猿とか人とか)入っていたとしても良く分からない。
5分ほど泳いですぐ上がる。
なんとなく冒険してきた気分になり意気揚々と帰る。
Posted by tanakaakiko - 2010.07.21,Wed
八百屋の帰り道、黒アゲハ(雌)の完全死骸が落ちているのを発見。
背中に重症を負っており、羽を完全に開いている状態でうつぶせになっている。事故か?
完全体死骸はなかなか見つからないので、ラッキーとばかり群がりはじめた蟻を振り払って持って帰る。
絵皿の上に置いて上からスケッチを開始するが、
途中で、やはり斜めバージョンのが必要だと思い、羽を持ち上げて角度を調整しているとかすかに足が動きだす。
その瞬間杉浦日向子の「百日紅」1巻
「死人に魔がさして動き出すのを走屍という。逃げれば必ず追ってくるという。」というくだりを思い出す。
百日紅の北斎と違ってひぃーと飛びのき、その場を離れて気を落ち着かせるためにガリガリ君を食べる。
そして走屍ではなくそもそも死んでいないのだと無理やり自分を納得させ、
ガリガリ君のおすそ分けをして家を出る(というか逃げる)。
夜、改めて生死を確認するがまだ生きている。
翌日は仕事だったので今度は蜂蜜水をアゲハの枕元に置いて出かける。
帰ってきて確認したところ流石に息絶えていた。
既に描く気は失われてしまったため外の植込みに返す。
Posted by tanakaakiko - 2010.05.21,Fri
最近、あたらしく始めた仕事と生活に身も心も奪われているため、書き込みをする余裕がまるでないのだった。
ところで四国に住む友人の猫が子供を産んだ。
山の上の一軒家に住む友人でそれまでも猫を飼っていたのだが
現在飼っている猫が雌だということを子供が生まれて初めて知ったということだ。
腹が膨れているので寄生虫の薬を飲ませないといけないと思っていたら生まれたらしい。
半陰陽猫か?
現在里親募集中。
先日もらい猫虐待のニュースがあったので私の友人知人の紹介の方のみ受け付けさせてください。
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