2009年5月5日に引越しました
Posted by tanakaakiko - 2023.11.04,Sat
大巻伸嗣、見始めたのは
東京ワンダーサイトの時から丁度20年位。
大地の芸術祭の「影向の家」が一番印象に残っている。
色々な素材や作品の方向性を表すことのできる作家だと思っているが
最近の印象では光の意識が高い人というかんじ。
メディアで取り上げられることの多いのは
資生堂などで発表していた
花や鳥が象られた顔料を床に敷き詰めた作品だが、
実際に足を運んでみると明るくとても華やかな作品のため、
来場者がきゃっきゃと写真を撮りながら
歩いていることが多く、受け取られ方が微妙と思うのだった。
展示はなんとアドミッションフリー。
この度はモノクロのインスタレーションと初めて見る映像作品だった。
黒の作品は夜、船に乗って波を覗いているよう。
「影向の家」もそうだったがいつまでも見ていたい。
音の影響もあってインスタレーションに呑み込まれるような印象だった。
今回はトークイベントもあり関口涼子さんとの対談だった。
話を聞いてみると意外と大技で展覧会をまとめ上げる人なんだと驚く。
そして何といっても新しい映像作品も含め、作家のコンセプトが直に聞けてよかった。
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ
2023年11月 1日(水) ~ 2023年12月25日(月)
国立新美術館
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Posted by tanakaakiko - 2023.11.04,Sat
15年ほど前に直島に行き、家プロジェクトを廻った。
内藤礼の「このことを」も訪れたが完全予約制とのことで
見ることができなかった。
当時、事前予約制でアートを見るという習慣はなく、
折角直島まで来たのに呆然と「きんざ」の前に立ち尽くしたのだった。
内藤礼と言えば1991年の佐賀町エキジビット・スペース「地上にひとつの場所を」でも
見られなかったという記憶があり、絶対見たいという執念に似た思いがあった。
豊島美術館は13年前に建設された、作品と建物が一体となっている美術館だが、出来た当時は混んでいた。
日曜美術館でも紹介され、衝動的に行きたくなったが
予約制のため行ってもどうせ入れないのだった。
さらに瀬戸内国際芸術祭の期間中は混んでいてとても見られないという印象があり
そうこうしているうちに13年も経ってしまった。
今年は瀬戸内国際芸術祭もないしそろそろいいだろうと9月末に行ってきた。
直島の家プロジェクトも無事予約済。
豊島の港で自転車を借り、
原田泰治の絵に出てくるような棚田(美術館の建設に合わせ復興したらしい)
と海を横に見ながら風を切ってとうとう辿り着く。
行ってみて、本当に良かった…
内藤礼の作品は基本的に五感が研ぎすまされるものが多いが
この作品は最たるものかなという印象。
今までの閉ざされた室内の作品では井戸の中を覗くような
暗闇に目を慣らし乍ら自分自身を見つめるような感覚があるが
豊島美術館「母型」では屋外に繋がっており、外部の環境が作品に深い影響を及ぼしている。
建物の構造もその通りだが内と外を同時に感じることが出来る作品。
別な季節や天気の時はどのように感じるのだろうか。
また訪れたい。
Posted by tanakaakiko - 2023.03.23,Thu
日本画2名、写真1名の抽象3人展。
このメンバーでやるのも3回目。
もはや安定の(?)3人展。
abstract works
2023年4月5日(水)~4月15日(土)
12:00-19:00
(火)休
(最終日 -17:00)
ギャラリー・ストークス
東京都港区南青山6-2-10
T・Iビル4F
tel:03-3797-0856
Posted by tanakaakiko - 2023.03.01,Wed
友達の投稿で知り行ってきました。
見終わって直ぐの感想は「表現って何だろう」ということでしたが、
紹介文の本文にもあるとおり、やはり表現とはキャッチボール。
投稿先がある故に制作している人もいる。
この画像は持ち込み可能な赤ボールペンで描かれたもの。
二つ目の部屋の長谷川氏の作品は黒ボールペンと鉛筆の作品だがずーんと響く。
遺族に向けて送られたもの。
日時:2023年2月17日(金)〜3月5日(日)12:00~18:00 ※月・火は休廊、入場無料
場所:KOGANEI ART SPOTシャトー2F(東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井 2F)
https://www.ben54.jp/news/333?fbclid=IwAR1-MpUkWFj1VuWAwTuE3hTLGtvDwrq2kaAEyUu4tNWDgKBA0LQRmyd-wX4
Posted by tanakaakiko - 2023.01.20,Fri
昨年もこの作家さんの展示を見たが、今回はレイアウトが違う。
画廊内に仕切りを立て、内部と外部のように隔てている。
それだけで見る者としての心構えが違う。
というか、震災を巡る作品に対峙する勇気がいる。
今の私にはこのテーマを担う勇気はないが、
一方でないないと言っている間に震災という出来事を
忘れ去って消費してしまうのではないかという倫理的な恐怖心もある。
しかし迂闊に作ってしまうことで誰かを傷つける恐れもある。
要するに表現してもしなくても責任が発生するということだ。
作家さんと話ができたのでそのあたりの感想をぶつけてみたが、
とても自覚的に制作をされているのだった。
作品は出来事に対してとても慎重に向き合っているように思われた。
それは現場の海の写真を元に作られた石彫だ。
切り取られた海面。
黒くて滑らかな石の表面は、完成までの時間。
つまり作家と、物体と出来事との丁寧で深い関わりが想像された。
2023年1月10日(火)-1月22日(日)TOKI Art Space
http://tokiart.life.coocan.jp/2023/230110.html
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